詩_No.401~No.500

2012年11月13日 (火)

No.500 標識

 
あたいの前には、立ち入り禁止

あんたの前には、Uターン禁止

標識、ちゃんと見てよね!



 

2012年11月 5日 (月)

No.499 生きる

 
想いの珠がふくらんだり、しぼんだり

どっくん どっくん 鼓動する

 
あたいは、生きる





 

2012年10月29日 (月)

No.498 削げ

 
ちっちゃな削げ

いつの間にかウチの一部や

そやから、ときどき、チクリ、チクリ、


 

2012年10月22日 (月)

No.497 男がひとり

  やさぐれた町に、カップ酒の男がひとり あまりにしっくりしていて、存在すらわからない そのポケットに色あせた息子の写真があるなんて誰も知らないし、興味もないことだ  

2012年10月14日 (日)

No.496 しまった

 
しまったって感じで今頃朝顔が咲いた

いいんだよ

夏を閉じこめた種はまた蒔いてあげるから



 

2012年10月 4日 (木)

No.495 満天の星

 
心に夕陽が沈むと
満天の星
ことばたちがキラキラと


 

2012年9月27日 (木)

No.494 紡ぎたい

 
赤い糸があるなら

断ち切りたい

だって、自ら紡ぎたいじゃないか

 

2012年9月20日 (木)

No.493 つまんない

 
あなたの言葉が わかんない つまんない

そんなんもわからへんのかとか

もっと、つまんない

 

2012年9月10日 (月)

No.492 代償

 
色あせたふたりの呪文は失敗し

代償はひとすじの涙

そしてひとりだけの沈黙


No.432「ひみつ」の蛇足

 

2012年9月 2日 (日)

No.491 この日差し

 
もうじき終わるこの日差し

そうとも知らず夏はジリジリと

あの日のウチらのように


 

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