詩_No.601~No.700

2017年11月 5日 (日)

No.639 さようなら

 

さようなことで

いうておくれやす

さようならば


 

2017年11月 4日 (土)

No.638 後ろの正面

 

後ろの正面だあれ

ふと口につく

新月の夜



 

2017年10月16日 (月)

No.637 雨上がり

 
雨上がりの夜

澄んだ空

澄んだ闇



 

2016年9月 1日 (木)

No.636 残暑

 
夏にさっさと見切りをつけた蝉の声
 
夏においてきぼりにされた夕立
 
夏がまだ続くと思っていた俺たち


 

2016年2月22日 (月)

No.635 空へ

 

火葬がいい

わたしを構成していた炭素原子はリサイクルされ

その二酸化炭素が空へ散布されるのだから




 

2016年2月15日 (月)

No.634 あやうい

 
あやういわたしは

だだをこねたところで

やはり、あやうい


 

2016年2月 8日 (月)

No.633 よばないで

 

思い出になったあなた

お願いだから あたいをよばないで

この一本道、途切れるまで



 

2016年2月 1日 (月)

No.632 せめて

 

言葉はいつも裏切るから

唇をあわせて

せめて、ぬくもりをちょうだい



 

2016年1月25日 (月)

No.631 ずっと

 

冷たい手

あたい、冷え性だから

温めてやるさ、ずっと、ずっと、




 

2016年1月18日 (月)

No.630 エキストラ

 

名もいらぬ

一個のエキストラ


 

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